ロシアの航空機

2012年5月22日 (火)

スホーイ・スーパージェット100 in MAKS2011 その1

・・・更新を随分とサボってしまいましたが、今回はロシアの最新旅客機スホーイの「スーパージェット100」です。戦闘機メーカーであるスホーイ社が初めて開発した旅客機で、ロシアの純国産ではなく、西側企業との協同開発というロシアでは珍しい機体です。

今回は「MAKS 2011(モスクワ国際航空宇宙ショー)」の写真から・・・

Ssj100_01_maks2011_798

離陸するスホーイ・スーパージェット100(以下、SSJ-100)。写真は2011年8月18日に撮影しました。

Ssj100_02_maks2011_789

この日デモフライトを行ったのは、SSJ-100の試験機(#97004)です。この97004号機は、今月9日にプロモーションのアジアツアーで訪れたインドネシアで、デモフライト中にジャワ島サラーク山で墜落してしまいました。

Ssj100_03_maks2011_790

写真のように元気にデモフライトを見せてくれた機体をもう見ることができないというのは悲しいもんです(/□≦、)

Ssj100_04_maks2011_791

というわけで今回は、今は亡き97004号機の特集です(o・ω・)ノ

Ssj100_05_maks2011_792

初号機(#97001)が初飛行したのが2008年5月19日ということで、旅客機としては最新機種になりますが、このクラス(60~95席)は競合機種が多いため、売り込みも大変です。

Ssj100_06_maks2011_793

エンジンはロシアとフランス共同開発の「パワージェットSaM146」ターボファンエンジン。機体に比べて小さめなエンジンに見えます。

Ssj100_07_maks2011_794

機体塗装は試作機なので派手です。ロシア国旗をイメージした青・白・赤のトリコロール・ラインが引かれています。

Ssj100_08_maks2011_795

このアングルだと、エアバスかエンブラエルの機体に見えるかも。

Ssj100_09_maks2011_796

着陸するSSJ-100(#97004)。この写真は2011年8月17日に撮影しました。

Ssj100_10_maks2011_797

コクピットからロシア国旗を振ってタキシングするSSJ-100(#97004)。この撮影から10ヵ月後にモスクワから遠く離れたインドネシアで墜落してしまうとは・・・(T_T)

【Nikon D300 & AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II】

(続く)

独り言

ようやくオイラにも春が来たかも(* ̄ー ̄*)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年9月12日 (月)

スホーイT-50 in MAKS2011 その1

ロシア空軍の次世代戦闘機として開発されているスホーイT-50。「MAKS 2011(モスクワ国際航空宇宙ショー)」で見たT-50の詳報です。まずは8月17日(ショー1日目)の様子。

17日は一般会場からの撮影ですが、一般会場は光線状態がよくないので写真は逆光です。

T50_01_maks2011_569

ショー後半の16時に飛来したスホーイT-50。T-50はMAKS2011の時点で2機が完成していましたが、2機とも飛んで来るとは思いませんでした。

T50_02_maks2011_570

スホーイT-50-2(#52)。2011年3月3日に進空した2号機ですが、この日はフライパスだけで、どこかへ行ってしまいました。ちなみに「T」というのは、ロシアでは「デルタ翼機」を示す訳語だそうです。

T50_03_maks2011_571

スホーイT-50-1(#51)。2010年1月29日に進空した1号機で、17日はこの機体がデモフライトを実施しました。同じ試作機のSu-35BMは、1号機と2号機で塗装が違うのですが、T-50は2機とも同じ塗装で、機番をチェックする以外に見分けるのは難しいと思いました。

T50_04_maks2011_572

逆光ですが、パッと見ではF-14に見えるかも・・・

T50_05_maks2011_573

この写真だとF-22似に見えるなぁ。米国国防省関係者は「F-22の形をしたフランカー」と言ったとか。

T50_06_maks2011_574

機体下部を見せるスホーイT-50-1(#51)。Su-27譲りの離れたエンジンポッドの間にウエポンベイがあるのが分かります。

T50_07_maks2011_575

AL-41F1ターボファンエンジンを噴かして上昇するスホーイT-50-1(#51)。この写真だとF-14似だ。

T50_08_maks2011_576

機体後部、エンジンノズルの間にある突起は何でしょうか?AESA?

T50_09_maks2011_577

デモフライトを終え着陸態勢に入るスホーイT-50-1(#51)。

T50_10_maks2011_578

着陸したスホーイT-50-1(#51)。滑走路との間には多数の観客が居たので、何とか隙間を見つけて撮れた一葉。

T50_11_maks2011_579

プログラムが全て終了し、帰りのバスに向かって歩いていると、ちょうど牽引されているスホーイT-50-1(#51)に遭遇しました!

T50_12_maks2011_580

最新鋭機ということで、カバーで機体を隠されています(T_T)。それでもコクピット周りとかは、少し見えるが、F-22と比べると古臭い気がする・・・

T50_13_maks2011_581 

機体後部も同じくカバーされています。チラッと見えるエンジンノズルですが、下に垂れ下がっているように見えるので、可変ノズルを採用しているのが確認できました。

【Nikon D300 & AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II & TC-20EIII】【Nikon D80 & AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-F5.6G ED VR】

(続く)

独り言

17日はプーチン首相が視察に来たので、ショー後半は警備厳重になり、あちこちで通行止め。帰りのバスまで、えらく遠回りさせられた。残念ながらプーチン首相を拝むことはできなかったが、首相を運んできたロシア政府専用機を見た。

Dsc_5264_568

首相を置いて離陸するIl-96-300(RA-96012)。帰りはヘリに乗り換えだったとか・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月31日 (日)

MiG-29 in MAKS2009 その1

今回は2009年8月のMAKS(モスクワ国際航空宇宙ショー)で見かけたMiG-29です。

Mig29k80401_513

デモフライトはありませんでしたが、地上展示だけされていたMiG-29K(#804)。2007年のMiG-29Kは試作機でしたが、こちらは量産機になります。既にインド軍機の塗装済みです。

Mig29k80402_510

コクピットを見ると後部座席が無いので、複座型KUBではなく単座型のMiG-29Kであることがわかります。 インド軍機のラウンデルが描かれていますが、低視認タイプではなく、かなり大きめに描かれています。

Mig29k80403_511

正面から。主翼の折り畳み状態がわかります。

Mig29k80404_512

別の日に撮影したMiG-29K(#804)。コクピットにはカバーが掛けられています。こう見ると試作機と量産機では、違いが殆どないようです。

【Nikon D80 & AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-F5.6G ED VR】

独り言

中国の新幹線事故が話題になっているが、そういや日本の新幹線に乗ったのって2009年10月の「サンダーバーズ」追っかけで浜松と三沢に行ったきりだな。新幹線に乗った回数よりも飛行機の回数の方が圧倒的に多いな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月22日 (金)

MiG-29 in MAKS2007 その2

引き続き2007年のMAKS(モスクワ国際航空宇宙ショー)で見たMiG-29です。

Mig29kub94701_504

地上展示されているMiG-29KUB(#947)。こちらは複座型の試作1号機になります。

Mig29kub94702_505

正面から見ると主翼の折り畳みによって、駐機スペースは小さく、空母上での取り扱いが良さそうです。機首左側に引き込み式給油プローブがあるのが分かります。

Mig29kub94703_506 

機体左側のLEX部に収納式の搭乗用ハシゴがあります。このギミックはMiG-29Kシリーズのオリジナルなのか、旧世代MiG-29からあったものなのか・・・。

Mig29kub94704_507

離陸するMiG-29KUB(#947)。天気はあいにくの曇り空です。

Mig29kub94705_508

外観は前回紹介したMiG-29Kとそっくりですが、MiG-29KUBは複座型ですので、後席にも搭乗員が乗っています。

【Nikon D80 & AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6G (IF)】

独り言

今年のMAKS2011だが、公式HPを見るとフランス空軍のラファール・デモチームが2009年に引き続き来るようだ。また、米空軍も2007年から4年振りに参加とか。2007年の時はF-15Cのデモがあったが、今年はF-15Eか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月18日 (月)

MiG-29 in MAKS2007 その1

今年8月にMAKS2011(モスクワ国際航空宇宙ショー)が開催されますが、開催前に2007年8月のMAKS(モスクワ国際航空宇宙ショー)で見かけた機体の紹介です。

まずは、青色の塗装が印象的だったMiG-29Kから。

Mig29k94101_491

離陸するMiG-29K(#941)。MiG-29の艦上戦闘機型で、インド海軍の新空母用に開発された機体です。ロシア海軍では採用の予定は無いようですが、Su-33が老巧化したら後継機の可能性もあるかもしれません。

Mig29k94102_492

1980年代に旧ソ連空母向けのMiG-29Kという機体がありましたが、このMiG-29K(#941)は旧型MiG-29ではなく、新世代型MiG-29をベースにしています。機体番号941は、MiG-29Kの試作1号機になります。

Mig29k94103_493

新世代MiG-29は、クリモフRD-33MKターボファンエンジンを採用しています。従来のRD-33はエンジンからの黒煙が酷かったのですが、RD-33MKはかなり改善されているようです。

Mig29k94104_494

機体背面をみせるMiG-29K(#941)。新世代MiG-29は主翼が拡大されており、旧型の翼幅11.36mから11.99mになっています。

Mig29k94105_495

アフターバーナーを点火して旋回するMiG-29K(#941)。搭載エンジンのRD-33MKは、オリジナルのRD-33に対して7%以上推力が向上しています。

Mig29k94106_496

機体腹面をみせるMiG-29K(#941)。F-2と同じように下面も青色に塗装されているのが面白いです。

Mig29k94107_497

脚部とアレスティングフックを下げて滑走路上をパスするMiG-29K(#941)。艦上戦闘機型なので、当然アレスティングフックが付いています。

Mig29k94108_498

MiG-29K(#941)は単座型ですが、複座型MiG-29KUBと同じキャノピーを装備しています。そのため見た目は区別がつきにくいのですが、単座型のMiG-29Kは写真のように後席に座席は無く、代わりに燃料タンクが追加されています。

Mig29k94109_499

着陸したMiG-29K(#941)。LEX部にボーテックス・コントローラーと呼ばれる長方形のフラップが開いているのがわかります。

Mig29k94110_500

艦上戦闘機型ですから、主翼の折り畳みも可能です。着陸後、自走しながら折り畳みを行っていました。

Mig29k94111_501

Mig29k94112_502

狭い空母艦上でのハンドリングの良さをアピールするためか、滑走路上で機体向きを360度旋回するデモを行いました。

【Nikon D80 & AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6G (IF)】

独り言

しばらく国産牛肉は食べないことにしよう・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)