世界のエアショー

2011年8月25日 (木)

MAKS 2011 速報

8月17-18日、20-21日とロシア・モスクワ市南東のジュコーフスキー飛行場で開催された「MAKS 2011(モスクワ国際航空宇宙ショー)」に行ってきました。

2年に1回開催されるMAKSですが、2007年に初めて行き今回が三回目。毎度のことながら写真の整理が大変だ(>_<)。というわけでとりあえず今回のMAKSを13点ばかし速報です。

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今回の目玉は何といってもロシア空軍の次世代戦闘機として開発されているスホーイT-50(#52)。MAKS2011での一般公開はアナウンスされていましたが、リモートでのフライパスではなく、離着陸やデモフライトを実施するという、いい意味で期待を裏切ってくれました(*^_^*)

デモフライトは2011年3月3日に進空したばかりの2号機(#52)が実施しました。連日フライトを行いましたが、最終日8月21日は離陸滑走中のエンジントラブル(AL-41エンジンから2度大きな火を吹く)でフライトを取りやめる等のアクシデントがありました。もし離陸直後にトラブルが起きていたら即墜落だったかもしれません。

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前回MAKS2009に引き続きデモフライトを行うSu-35BM(#901)。

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バディ給油のデモを行うMiG-29K(#941)とMiG-35(#154)。MiG-29Kの方は機番からしてMAKS2007で青色塗装だった機体だと思われます。

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雨天でデモフライトを行うMiG-29OVT(#156)。相変わらずの高機動でした。

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4年振りにMAKSに参加した米空軍。デモフライトは48FWのF-15E(91-0303)が行いました。

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前回同様、ラファールCを持ち込んだフランス空軍。このラファールC(113-IZ/121)は、累計30,000飛行時間を達成したことを記念した特別塗装機です。今年はRIATへ行かなかったのですが、まさかロシアでこの塗装機を拝めるとは・・・

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続いてアクロバット飛行チームです。4機のSu-27とSu-27UBで編成されたロシア空軍のディスプレイチーム。2機のSu-27は専用塗装ではなく、通常のSu-27の塗装をしていました。

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創設20周年を迎えたロシア空軍のアクロバット飛行チーム「Russian Knights」。今回も6機編成でディスプレイを行いましたが、6機全機が単座のSu-27でした。いつもは複座のSu-27UBが何機か混じっているのに・・・

他にMiG-29で編成されたロシア空軍のアクロバット飛行チーム「Strizhi」もディスプレイを行いました。

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ラトビアの民間アクロバット飛行チーム「Baltic Bees」。5機のL-39Cでディスプレイを行いましたが、8月18日のフライトで5番機が着陸した滑走路から外れて草地に突っ込むアクシデントがありましたが、幸い機体に大きな損傷は無いようでした。

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5機のL-39で編成されたアクロバット飛行チーム。初めてみるチームで、名前も所属も分かりませんでしたが、ディスプレイは見事なものでした。

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連日デモフライトを行ったエアバスA380(F-WWDD)。機体に納入もしくは納入予定の航空会社が描かれており、日本のスカイマークも描かれていました。

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こちらも連日デモフライトを行ったスホーイ・スーパージェット100。

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クラシック機としてMiG-3(#65)とI-16(#34)もデモフライトを行いました。しかし旧ソ連のレシプロ戦闘機のデモフライトって凄く貴重なのではないだろうか・・・(゜.゜)

【Nikon D300 & AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II】

独り言

今回は8月17-18日が晴れ、20-21日は雨でした。前回MAKS2009がほとんど曇天だったことと比べれば、18日が一日中快晴だったのは良かった。今回の写真で青空なのは全部18日撮影。その分、21日は一日中雨天だったせいで風邪を引いてしまった(T_T)

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2010年11月21日 (日)

Airshow China 2010 速報

11月17日、19日、20日と中国・珠海で開催された「Airshow China 2010」に行ってきました。

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マカオに隣接する経済特別区・珠海でのエアショーは、今回は8回目。自分は2006年から今回で3回目ですが、今回もいろいろと面白いものを沢山見ることができました。今回の写真を10点ばかし速報です。

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今回の目玉は中国空軍のアクロバット飛行チーム「八一飛行表演隊(The August 1st Aerobatic Team)」で、J-7戦闘機からJ-10戦闘機に機種転換し、初めてのパブリックディスプレイを行いました。写真は離陸後、急上昇するJ-10AS(#10)。

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会場には7機のJ-10(単座A型6機、複座AS型1機)を持ち込んでいましたが、ディスプレイは6機で行いました。紫色のスモークというのは珍しい。

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こちらはパキスタン空軍の「Sherdils」。使用機材はK-8「カラコルム」練習機で、会場には10機を持ち込んでいましたが、ディスプレイは日によって5~7機と変則的でした。

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パキスタン空軍のJF-17戦闘機(09-112)。中国とパキスタンの共同開発で、中国名はFC-1。ベースはJ-7(MiG-21)だそうですが、あまりの魔改造に面影はほとんどありませんね。会場には3機もいました。

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着陸するL-15練習機。中国の新型高等練習機で、ロシアから技術援助を受けているらしくYak-130と外観が似ています。

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飛行を終え帰ってきたJ-6戦闘機。旧ソ連製MiG-19の中国生産型で、まさか稼働している姿を見ることができるとは思ってませんでした。

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こちらも帰ってきたJJ-5練習機(#70768)。J-5/MiG-17戦闘機の複座型ですが、本家ロシアではMiG-17の複座型は作られなかったので、中国だけの機体になります。

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KJ-200早期警戒機(#30171)。機体上には皿型アンテナではなく、細長い箱が載っており電子走査アレイ方式のようです。

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AC313輸送ヘリコプター。Z-8輸送ヘリ(仏製SA 321シュペル・フルロン)を再設計した機体で、今年3月に初飛行したばかりの機体だそうです。

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中国で開発されたARJ21旅客機。日本のMRJは大丈夫なのか・・・

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エアバスA380はデモフライトを行いました。流石に大きい(^_^)

【Nikon D300 & SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM】【Nikon D80 & AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-F5.6G ED VR】

独り言

珠海は相変わらず空がガスってたな。全然改善しない。海霧なのか大気汚染なのか黄砂なのか分からないが、こう視程が悪いとパイロットは大変だろうに・・・。もちろん地上からの撮影にも困ったもんだ。写真の殆どが白くなってしまう(T_T)

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2010年7月26日 (月)

THE ROYAL INTERNATIONAL AIR TATTOO 2010 速報

7月16日~19日と世界最大の軍用機エアショーとして知られる「THE ROYAL INTERNATIONAL AIR TATTOO(通称RIAT)」に行ってきました。

毎年イギリスのRAFフェアフォードで開催されるRIATですが、2007年に初めて行き今回が三年ぶりの二回目。4日間連続のエアショーだったため写真が25GB分もあったりする・・・整理が大変だ(>_<)。というわけでとりあえず今回の写真を10点ばかし速報です。

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今回のRIATで印象的なフライトディスプレイの数々を見せつけた米空軍「F-22Aラプター」(06-4126/AK)。パンフレットではラングレーAFBの1st FW所属(FF)と書いてありましたが、実際は機体に「AK」と書かれており、アラスカ・エルメンドルフAFBの3rd WG所属の機材でした。

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離陸後急上昇する英空軍「タイフーンF.2」(ZJ916/QO-U)。RAFカニングスビーのNo.3 Sqn所属機で、今回のRIATに登場したタイフーンは英空軍機だけでした。

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こちらも離陸後急上昇する米海軍「F/A-18Fスーパーホーネット」(166923)。翼下にAIM-120×6、翼端にAIM-9×2の計8発のAAMとフル武装でディスプレイを実施しました。

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着陸してきた「グリペンNG(next generation)」。グリペンシリーズの最新型で機体外観をほとんど変えずに主脚の位置を変えただけで燃料搭載量が40%も増えているという・・・そんなに最初の設計が甘かったのか?

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今回のRIATの注目株のひとつ「エアバスA400M」。2009年12月に初飛行したばかりの新鋭輸送機で、機体規模では日本のC-2と同格のライバル機です。早くもエアショーデビューということで、エアバス社の同機に対する期待の高さが分かります。

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スイス空軍のアクロバット飛行チーム「パトルイユ・スイス」。「F-5EタイガーⅡ」6機で編成されたチームですが、このチームを見るのは初めて(^_^)

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仏空軍のアクロバット飛行チーム「パトルイユ・ド・フランス」。「アルファジェットE」8機で編成されたチームで、ディスプレイを見るのはMAKS2009に続いて3回目。

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英空軍のアクロバット飛行チーム「レッドアローズ」。「ホークT.1」9機で編成されたチームで、ディスプレイを見るのはRIAT2007に続いて2回目ですが、機体デザインや技量の高さから個人的ベスト3に入るチームです。

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離陸中の「メッサーシュミットMe109G-4」(Red 7)。このMe109はスペインの「イスパノHA1112」をベースにエンジンをマーリンではなく、DB605Aに積み替えた機体だそうです。

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離陸後急上昇する「アブロ・バルカンB.2」(XH558)。英国最後の国産戦略爆撃機で、独特の外観から人気のある機体ですが、飛行可能な1機は寄付金で飛ばしているとか。いつまでエアショーで飛んでくれるか分からない機体なので、見られて良かった(^_^)

(続く)

【Nikon D300 & SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM】

独り言

RIATで一番気になるのが天気。2008年のRIATは大雨で中止になっているし、今回も気になったのだが、幸いにわか雨が降ったのが16日だけで、後は晴れたり曇ったり。18日は一日曇りだったが、19日は逆に一日晴天と極端だったな。しかし英国は涼しかったのに、こちらは猛暑が続くね・・・(^_^;)

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